研究②
新しい論文が掲載されました。
タイトルは「小学校教師は授業スタンダードを採用したいのか」というややキャッチーなものになっています。
授業スタンダードを巡っての議論をする前段階として、先生達の声を拾っていきたいという思いで書きました。
この研究では、最初に子ども達の意見を先生に提示してから、先生に授業スタンダードに対する考え方を聞くという手法を取っています。
研究結果を2つ述べるとすると、①ほとんどの先生は授業スタンダードを採用したいと思っていること、②しかし子どもの様子に応じて使い方を変えていこうとする先生の心の揺れ動きも見られたことです。
先生を応援する立場としては、授業スタンダードを採用したいという先生の思いをさらに理解していくとともに、学校現場にいるからこそ揺れ動く心を支えることで、学校教育の在り方を考えていきたいなぁと思っています。
とはいえ、正直研究者としてはまだまだだな~と思わされた論文でもあります。明後日ぐらいからまたちょっとずつがんばろっと。
(りょうた)

(遊び研究者で昨年亡くなられた加用先生の論文掲載と同じタイミングで私も載せていただきました。学生時代から遊び心を学ぶ拠り所として文献を読ませてもらっていたのでとても光栄に思います。先生のご冥福をお祈りいたします。)