地域講座のお知らせ
去年に引き続き、11月30日(木)に地域の公開講座を行います。
演題は「障がいのある子どもの福祉って何だろう?」です。障がいのある子どもに焦点を当てて、これからの福祉の在り方を考えていきたいと思っています。
今回は新しい試みとして、障がい福祉の先駆者として知られている「糸賀氏」の思想を検討しながら、これまでとは違う角度で福祉の実践を意味づけていきたいと思います。
糸賀思想は、私の専門でないこともあり、個人的には分かりそうで分からないような、向き合い方や距離感に悩む存在でした。なので当初は別の話題にした方がいいかなと迷っていました。ですが、私の人生を振り返ると、幼少期から糸賀思想に関わりのある人たちから学び続け、今現在、糸賀氏の出身である鳥取で、福祉職として働くという不思議な不思議な縁でここまできました。これはもう避けては通れない!いや、むしろ地域の人と一緒に私も学ぶ機会にしよう!ということで、企画をスタートさせました。糸賀氏が鳥取で行った講演を題材にして、正しく理解しようという思いは持ちつつ、まずはそれぞれの参加者がどのように理解したのかをじっくり深めていく予定です。
去年と同じく平日開催なので参加が難しい方もおられると思いますが、ご都合がよければぜひどうぞ~。
(りょうた)
