ほどきの風景~戦いごっこ~

  戦いごっこの最中、小学生の男の子が言いました。

 「早く骨を与えて!骨ちょうだい!」

 「(骨?よくわからんが…)はい、骨どうぞ!(骨を与える動作)」

 「ビュー―ン!(沈黙・・・・・)ミュータント化して、ミュータントスケルトンが出てきた・・・」

 「ん!?(なになに?敵なのか?味方なのか?・・・どうすればいいんだ・・・)」

 「(私に向かって剣を振り下ろす感じで)おりゃ~~~、ブッシャ~~~~!!!」

 「ぐはっ!(敵か!)」

 どうやら彼はマインクラフトというゲームに出てくるキャラクターを演じていたようです。

 同じ男の子と別の戦いです。

 彼は言いました。

 「じゃあこのヨギボー(クッション)は体の赤血球ね。で俺がウイルス。じゃあ攻撃して。」

 「おりゃあ~!」

 「違うよ~。これ(クッション)を使って攻撃するんだよ~!」

 「ああ、そうかそうか。」

 こうして私は探り探りなんとなく攻撃して防御して調整を重ねながら戦うのです。

 子どもの好きなことを一緒にする時には手探り感があって、だからこそ子どもの好きな世界がわかったり、私の世界と子どもの世界とのズレに面白さを感じるのです。

 (りょうた)