ほどきのとっとの始まりの始まり

あけましておめでとうございます。
新しい年が始まりましたね~。
時が過ぎるのはほんと早い。。。
去年はほどきのとっとがスタートして、子どもを支える仕事をしたいという私の夢を1つ形にすることができた年でした。
そもそも私がこのような夢を持つに至ったきっかけは、小学校4年生頃の出来事にあります。
私は父の仕事の関係で広島の母子生活支援施設に入らせてもらい、就学前の子ども達とよく遊んでいました。
まあ当時の私の感覚としては、近所で楽しく遊べる場所だったんですけどね(笑)。
私が施設に通い始めて間もない頃に、年少さんで自閉症のけいすけくんという子と出会いました。
けいすけくんが部屋の中に入ってくると、座っていた私の膝の上にちょこんと座ってくれました。
私は可愛い子だなあと思っていましたが、それを見ていた周りの大人は「え。。。」とざわつき始めたのです。
最初はなぜざわついているのかよくわかりませんでした。
後で親から事情を教えてもらった話によると、けいすけくんは人と関わらない子だったのに、初対面の私にスッと座ったことのがありえなかったらしいのです。
幼心ながら自分には小さい子どもを惹きつけるすごい力があるんじゃないかと思いました(今となっては笑い話です)。
でも率直に嬉しかったですね、けいすけくんが初対面の私に近寄ってきてくれて。
今でも嬉しい体験として私の記憶に残っていますし、けいすけくんと遊び始めることで施設での私の居場所ができていったのでけいすけくんとの出会いは大きかったです。
一方けいすけくんと遊んでいくうちに、けいすけくんが大人から「人と関わらない子」と言われていたことと、私の目に映る「人と関わる子」であることのギャップに言葉にできない違和感が出てきていました。
年月が経ってもその違和感は頭の片隅に残り続けていましたが、今となってみれば「人と関わらない子」というラベルで見るというよりは、人と関わらないことが多いけれども人と関わりたい気持ちはありそうだなぁと感じられるような、けいすけくんという1人の人間像を当時の私は見ていたのでしょう。
そしてそれは今でも私の子ども観に根付いているように思います。
というわけで、この1年もゆっくりと歩みを進めたいと思いながらも、歩みを止めたりはたまた歩みを戻したりしながらほどきのとっとが大切にしたいことを考え続けていきたいです。
今年もよろしくお願いします。
(追記)
感謝を込めて追記しておきたいのは、今は亡き施設長であった先生の存在です。
それはそれはおおらかな人で、たくさんの笑顔で母子の成長だけでなく私の成長も見守っていてくれました。
私が遊びに来るのをいつも歓迎してくれましたし、私の「やってみたい!」を引き出すようにして施設を使ったピアノの演奏会をしたり焼きそばの露店を出したりと私に挑戦の機会を与えてくれました。
数年前に先生のお家に伺ったことがあるのですが、私が大学時代に学んでいた発達の本がいくつも置いてあったのを見て、私は先生に導かれるようにして今があるんじゃないか!と(空想的にですが)思ったのを覚えています。
(りょうた)


