コロナで危なかった話
コロナになってしまいました。
1週間少し前、喉に違和感があり、季節の変わり目によくある風邪だろうと思っていました。すると熱が出始め、ぐんぐん熱が上がり、39度台の高止まりが何日も続きました。正直めちゃくちゃしんどかったです。高熱で倦怠感がすごいし、喉が針でズバズバと何度も刺されるような痛みで飲んだり食べたりができず、さらには夜は全く寝れず体を右に左に寝返りを打ちながら「あ~!!!」「あ~!!!」と唸っていました。
そうして苦しんでいた日々の中、汗をかいていたので朝にさっとシャワーをしました。すると立ち眩みがあり、ベッドで横になりました。しばらくして鼻から下がビリビリし始めて、全体的に体がギューッと縮んでいく感じがしました。その時にたまたま家族が仕事を休んでいて家にいたので、すぐさま大声で助けを求めました。幸運なことに近くにお医者さんもいたもので、すぐに見てもらいました。
どうやら痙攣を起こしていたようです。私は手足が全く動かせなくなっていました。脈や肺の様子を確認してもらいながら、救急車を呼ぶかどうかの話が聞こえてきました。私は「あ~、これがコロナで死んでしまうということなのか。」と現実味を帯びた死を目の前に感じながら、「ここで死にたくない!絶対死にたくない!」と何度も必死に祈りました。結局、脱水と低ナトリウム血症という水と塩分が足りない状況と判断され、救急車を呼ばずにその場の処置で済むことができました。
後で調べたところによると、痙攣を起こすという症状はそこそこ重症レベルのようでした。
いや~、危なかった。
生きててよかった。
今こうやってブログを書けているだけでも、生きてるって実感できます。
コロナの苦しい経験を乗り越えて思うのが、コロナでは人と距離を取って遠くに居ることが推奨されていますが、実は人と近くに居ることが生き延びる上で必要なんじゃないかということです。今回もし私の近くに家族がいなかったらどうなっていたのかわかりませんでした。コロナによる死というのは、誰かが近くに居なくて助けられなかったことも含まれるんじゃないかと思います。三密を避けること、コロナになったら自宅待機など、コロナにならないように、またコロナを広めないように、人同士が距離を取るような喧伝はよく耳にしますが、コロナになってしまった人を周りがどのように支えていくのかという話はあまりなかったんじゃないかと思います。もちろん近くに居ることで感染するリスクはありますが、死なないようにすることを考えると、コロナの人から発せられるヘルプを敏感にキャッチして動ける人が(医者かどうかに関係なく)そばにいるだけで全然違うだろうと思います。古典的な話かもしれませんが、人と距離を取らせようとするウイルスだからこそ、人と近くに居ることの重みを実感しました。
症状が出て5日目でようやく熱が下がり始め、1週間で体調がほぼ戻りました。今は療養期間が明けて、喉の違和感が残っているくらいです。仕事は始まりますが、まだ無理のないようにしたいです。
(りょうた)


