学校で力を抜く
小学校へ訪問に行った時のこと。
学校に行ったり休んだりを繰り返しているレオンさんについて、担任の先生と話をしました。
レオンさんは授業に入るとよく頑張っているそうです。ノートには綺麗な字で書こうとするし、先生の話もしっかり聞こうとします。だからこそ頑張り過ぎて疲れてしまうんじゃないかと先生は心配していました。先生からすると、全く学校に行けていなかったこれまでの経過を振り返り、レオンさんが学校に来ているというだけで、大きな成長のようです。
「力の抜き方を知ってもらいたいなと思うんです。」
先生はとにかくレオンさんに居心地良く過ごしてほしいという思いがありました。
「先生の話なんて、そんな真面目に聞かなくてもいいんですよね。落書きしながら話半分に聞いてもらえばいいんです。キレイな字で書かなくても、読めればいいんです。」
先生は決まりなどの規範を教える立場という印象がありますが、この担任の先生はある種の「不真面目さ」を推していました。でもそういう「不真面目さ」から居心地の良さが生まれるのでしょうし、少なくとも今のレオンさんの学校生活を支えている要因の1つなのだろうと思います。
先生との話し合いで、次の訪問支援で考えることは「どうやって力を抜いて学校生活を送るか?」になりました。あまり聞かない問いの立て方だな~と思います。これは面白い訪問支援になりそうです。

(りょうた)


